「子どものためにお金を残してあげたい」
「お金の勉強かつ老後資金に役立つ形で贈りたい」
そんな想いを持つ親御さんや祖父母の方に向けて、今回は 100万円を投資信託で運用したらどれくらい増えるのか? をシミュレーションしてみました。
前回、0歳からスタートして、60歳の時にどれくらいになるかを記事にしました。でも、もううちの子は大きくなっていて、、、と諦める必要はありません☆彡。ということで、少し成長してからスタートする方の参考になればと思い書いています。

- 小学校1年生(6歳)
- 中学校1年生(12歳)
- 高校1年生(15歳)
のタイミングで投資をスタートした場合に、55歳・60歳・65歳・70歳の時点でどのくらいの資産になっているかを比べます。
📊 シミュレーション条件
- 元本:100万円(一括投資)
- 想定利回り:年率5%(長期インデックス投資を想定)
- 複利で運用
- 評価時点:55歳・60歳・65歳・70歳
💰 シミュレーション結果(60歳追加版)
開始時期 | 55歳時点 | 60歳時点 | 65歳時点 | 70歳時点 |
---|---|---|---|---|
小学1年生(6歳開始) | 1,092万円 | 1,432万円 | 1,779万円 | 2,270万円 |
中学1年生(12歳開始) | 815万円 | 1,041万円 | 1,327万円 | 1,694万円 |
高校1年生(15歳開始) | 704万円 | 882万円 | 1,147万円 | 1,464万円 |
👉 100万円がここまで大きく膨らむのは、まさに「時間の力=複利効果」です。
🔎 結果からわかること
1. 小1スタートの破壊力
小学1年生のときに100万円を投資すれば、70歳時点で2,000万円超え。
現金のまま置いておいた場合と比べると、桁違いの差が生まれます。
長くとれる時間があればあるほど、資産形成は力を発揮します。
2. 中1でもまだ間に合う
中学1年生から始めても、65歳で1,300万円以上、70歳で1,600万円以上。
小1スタートと比べると差はあるものの、それでも資産形成効果は十分大きいです。
3. 高1スタートでも効果あり
高校1年生からでも、55歳で700万円、70歳で1,400万円超。
「もう遅いかも」と思っても、スタートすれば確実に差は出ます。
👨👩👧 親や祖父母ができること
- ジュニアNISAは終了しましたが、新しいNISA制度を使えば子どもの将来資金を準備できます。
- 子供の特定口座で18歳まで運用して、その後は新NISAで非課税の恩恵を受けて運用するとよいです。

✅ まとめ
- 投資は「金額」よりも「時間」が最大の味方。
- 小学校低学年から投資を始めれば、100万円が2,000万円超になる可能性も。
- 中学・高校からでも十分意味があるが、早ければ早いほど効果は大きい。
👉 現金で子どもや孫に100万円を渡すのもいいですが、投資信託で長期運用して未来に残す方が何倍もの価値になるかもしれません。日本ではなかなかお金の勉強をする事が少ないですが、これを機に子供達も興味が出るとよいなと思います。
きっともっと、自由になれる!☺
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